バヌアツは環境NGOから地球上で最も幸せな国と選ばれる

バヌアツとは、南太平洋のシェパード諸島にある共和制国家の一つで、周辺国としてはオーストラリア、ソロモン諸島、フィジーといった国々や、フランス海外領で知られるニューカレドニアがあります。

なお、同国はイギリス連邦に加盟していることでも知られています。人口は24万人で、面積は1万2000キロ平方メートルと、新潟県程度の大きさしかありません。民族はメラネシア系の人々が多く住んでいます。

通貨の単位はバツと呼ばれるもので、1バツがおよそ0.9円程度となっています。

また、環境NGO「地球の友」とシンクタンク「新経済財団」が「地球上で最も幸せな国」として選んだ国でもあります。

なお、イギリスとフランスが共同統治を行っていたという歴史があることから、イギリス系とフランス系の政党による政権争いがあり、内政的には安定していません。

また経済的に見てみると、コプラなどの生産を軸とした自給自足農業が基盤となっていましたが、経済格差は大きく都市部と農村部で格差があります。

輸入超過による赤字は外国に寄る援助によって補填している国ですが、農業と観光を軸に経済を立て直しを図った結果、現在ではなんとかプラス成長を実現している国となりました。

農業としてはコプラ、ヤムイモ、タロイモ、ココア、牛肉などの生産を行っています。

観光業は、2003年以降から力を入れており、航空便・クルーズ船の増加にともなって観光者数も増加しています。

特徴的なものとしては無形文化財である砂絵や風光明媚な地形を活かしたスキューバダイビング、さらに火山見学などを主なものとしています。

また有名な文化としては、バンジージャンプの起源となった成人の儀式「ナゴール」があることでも知られています。宗教は多岐にわたっており、長老派教会や英国国教会、カトリック、地域の伝統的な信仰などが多くなっています。

バヌアツは日本と1981年に正式な国交を開いており、日本によって援助も行われているものの、バヌアツに在住する日本人は80人だけとなっています。なお、在日バヌアツ人の数は4人とかなり少ないのが現状です。

なお、治安は比較的良かったものの、近年は少し犯罪率が高くなっているとされています。

若年層の犯罪が増加しており、邦人被害も少しずつ増えている現状が有るため、店の閉まる日曜日などは注意が必要となっています。特に部族対立などが起こっていることからそのような情報に気を付ける必要もあるといえるでしょう。

バヌアツとは、非常に自然が豊かで温かみの有る国である一方、邦人が旅行などをする場合は海外であるという意識をもって行くべき地域だと言えます。